イブの夜は東京カテドラルで
2014年 12月 27日
クリスマスにはミサに行くと決めているわけではないのですが、
ここ数年、近所の東京カテドラルへ行くのが恒例になっています。
私が誘うと相方は興味なさそうに、でもついて来てくれます。
毎年、イブの夜は目白駅で椿山荘方面へのバスが満員になり、
会社帰りに一つ隣りのバス停で待っていると、なんと素通りされます。
7時からのミサに行くのか、7時に椿山荘のレストランを予約しているのか、
いずれにしてもふだんは考えられないような大勢の人が一度に、
目白駅からバスで椿山荘を目指すのです。
ちなみに椿山荘と東京カテドラル(教会の名前は関口教会といいます)は、
何の関係もありません。ただ、お向かいに建っているというだけです。
混雑を予想して、私たちは夜10時からのミサに行きました。
それでもかなりの人で、常設の木製の長椅子だけでは間に合わず、
臨時のパイプ椅子が両側にずらっと並んでいます。
端っこ好きの相方は、祭壇に向かって右端のパイプ椅子に座ります。
聖歌隊の目の前です。
向かって左のほうにはキリストが生まれた馬小屋を再現したものがありました。
相方を含め、そもそも信者ではない人たちもたくさん来るようです。
ミサで歌われる歌もこの日は誰もが知っているクリスマスソングが多く、
なつかしいような、それでいて厳粛な気持ちになります。
ところで、ふだん教会へ行かないのに、たまに行くと文句を言う、
というのもどうかと我ながら思うのですが、
「天にましますわれらの父よ」のお祈りが
「天国におられるわれらのお父さん」(だったかな?)と口語に変わったのは、
いまだに馴染めません。前のままでよかったのに。
もう変わってからかれこれ10年以上経っているかと思いますが、
子供のころに覚えたものはそう簡単に変更できないのです。
まぁ、今から覚える子供にはそちらのほうがよいのでしょうけど。
あと、これは教会によるかもしれませんが、
お祈りにメロディーをつけて歌うように唱えるのも、
個人的にはあまり好きではありません。
メロディーが美しければそれでいいけど、いかんせん歌いづらい。
あらゆる音符とリズムと強弱を織り交ぜたボイストレーニングのような譜面で、
いったい誰が考えたんだろう、といつも思います。
ふつうに、歌わずに、ただお祈りとして唱えるのではだめなんでしょうか。
あ、でも以前タクシーの運転手さんが、歌わないと覚えられない、
と言っていたから、需要はあるのかもしれません。
(大人になってからカトリックの洗礼を受けたという不思議な運転手さんが
いたのです。その話はまた今度^^)
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