10月までにTOEIC900点台を目指す場合
2011年 01月 31日
TOEICのスコアアップについての相談を受けました。
勤務先の会社のMBA派遣制度を利用して、数年以内に留学したい、
そのためには今年の10月までにTOEICのハイスコアを取っておきたいので、
WLAの個人レッスンで集中的に勉強したい、というご相談です。
目標はスコアそのものというより、最低限そのくらいのレベルの
ボキャブラリーと文法、読解力、リスニング力を身につけたい、とのこと。
WLAのクラスを受講してくださった生徒さんが再び訪れてくださるのは、
こちらとしてはとても嬉しく、光栄なことです。
彼女のリクエストとしては、たとえばTOEIC対策の本を1冊与えてもらって、
それを自分で解いてみる、その上でわからないところを質問したい、
そのための時間を月に1度か2度、毎回1時間くらい持ちたい、とのことでした。
講義を一方的に聞くのではなく、基本的には自習が中心、
授業は自分が勉強した内容を確認し、疑問点を明らかにするためにある、
というスタイルです。
これは、私がロースクールの授業で経験したものに近く、
ふむ、なるほど、と私は思ったのですが、相方は首を横に振り、
「それじゃあたぶん伸びないよ」と。
相方の言い分としては、それはTOEIC900点台の人のやり方であって、
彼女のように500~600点レベルの場合、自習にも限界がある、というのです。
わからないポイントがはっきりしてくるのはある程度以上のレベルの人で、
本当にわからない人は、自分が何をわかっていないのかもわからない、
そうすると、月に1度か2度のクラスがあまり生かされてこない、
それだったら毎週、きちんと解説をしてくれるクラスに通ったほうがいい、
クラスはプライベートである必要はなく、10人以上のグループでもいいから、
とにかくあまり間を空けずに、頻繁に通えるところを探したほうがいい、と。
10月までというタイムリミットがある以上、
月に1時間や2時間のレッスンでスコアを上げるというのは、
ちょっと難しくて引き受けられない、というのが相方の主張。
それはそれで、もっともな意見です。
たとえば、週末に1日8時間など超集中的に受講できるコースを探し、
基本的な文法とボキャブラリーについて大量の情報を浴びてから、
「英語モード」になった頭で、引き続き週1ペースでレッスンに通ってみるか、
あるいは自習に加えて、模擬試験などひたすら問題を解く場に参加するのも、
ひとつの方法かもしれません。
いずれにしても、最初はとにかく基本をおさえる必要があります。
自分で本を買ってくるのでもいいし、(実際、自習は絶対に必要なんですが)
誰かに説明してもらったほうが手っ取り早い、と思えばレッスンに通えばいい。
基本ができていないと、いくら問題を解いてもスコアは伸びないし、
仮にテクニックが発達してスコアが伸びたとしても、
それでは英語力が身についたことにならないので無意味ですよね。
相談に来てくれた生徒さんにはお断りするような形になってしまって、
ちょっと申し訳ない気持ちもあったのですが、
具体的な目標を持っている方だし、こちらもつい真剣に考えてしまいました。
私たちのアドバイスがお役に立つといいのですが。
この日は、話しているうちに世間話になって^^、
友達の結婚式の二次会の幹事になったのだけど企画がいろいろ大変で、と
彼女が言ったのを受け、相方がすかさず私たちのパーティーの動画を見せると、
これは楽しそう、こういうのが自分もやりたい、と大騒ぎしてくれました。
そのお友達は新郎新婦ともに踊らないから無理だけど、
将来、自分のときにはこれをやる、と断言して帰っていきました。
(お相手の方の趣味にもよると思うのですが^^;)
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TOEICの記事、参考にさせていただきました。
自分も、この間やっと900点突破を達成しました^^
コメントありがとうございます。お返事遅くなりました。
900点突破、おめでとうございます!
英語を本当に使いこなすには900点がスタート地点といいますし、
これからもがんばってください♪