裏話:バンド演奏にアンコールを忘れた件
2011年 01月 05日
キューバ音楽を演奏してくれたバンドにアンコールを求めなかったことです。
事前にこちらのリクエスト曲をいくつかお知らせしていたのですが、
どうやらそのうちの1曲をアンコール曲として予定してくれていたようで・・・。
(もちろん何曲かは演奏してくれたし、私たちの大好きな曲ばかりだったのですが)
「最後の曲を二人で踊って、素敵にまとまっていたので、それでいいかと思って」
と演奏者側の方はおっしゃるんですが、いやいやいや!
やっぱりあともう1曲聞けたら、もっとよかったのになー。
なんでひと言、あともう1曲、って言えなかったんだろう。
ボーカルのアレキサンダー(アレックス)率いるこのバンドと出会ったのは、
もう6年くらい前、六本木のSudadaというサルサバーでした。
当時は毎週日曜日の夜、入場無料で、本場キューバ料理が1,700円くらいで
(食事はしてもしなくてもよくて、飲み物はだいたい1杯800円~1,000円くらい)
グラスワインがついて、そして彼らの演奏が聞けたのです。
すごくいい声だし、いい曲(アレンジがいいのかな?)だし、聞いていて心地よい。
踊っても踊らなくても、ラテンの空気を肌で感じられて、本当に別世界でした。
私たちのウェディングパーティー、彼らに来てもらえたらいいねぇ、と
まだ結婚の「け」の字も出ていなかったころから、私はしつこく言い続け、
結婚そのものには全く乗り気じゃなかった相方も、
その意見には賛成していました。まぁ、いつかね、みたいな調子で。
何年か経って、アレックスはすっかり売れっ子になってしまって、
日曜日のSudadaで見かけることもなくなりました。
毎週末サルサに出かけていく相方でも、たまにバーで見かける程度。
月1回行けば多いほう、の私なんかはめったに会えなくなりました。
それが去年の夏、ちょうどパーティーの会場を決めて、これから準備という頃に、
鎌倉の海で偶然アレックスに会って、当日の演奏を快諾してもらったのです。
自分たちのために演奏してもらうことはずっと夢だったので、
もちろん嬉しいに決まってるんですが、
でも本当に来てくれるのかな、都合が悪くなったりしないかな、と
直前まで不安な気持ちもありました。
友達価格でいいよ、とリーズナブルにしてもらったことも不安の原因でした。
年末の稼ぎ時に、他にもっといい仕事が見つかるかもしれないじゃないですか。
で、当日、彼らはちゃんと来てくれました。
奇妙なことに、当日は本当にてんてこまいで、あちこちに気を遣っていたせいか、
あまりはっきりとした記憶がないのですが^^;
バンド演奏が始まったときの感動は覚えています。
2曲目の楽しい曲で、新郎新婦のファーストダンスを踊らせていただきました。
なんだかずっと夢見心地で、その後もゲストのみんなと踊ったりして、
(あんなに大勢の人が踊ってくれたのは予想外でした☆)
アンコール、だなんてほんと、まったく思いつきもしなかったんです。
まぁ、今さら悔やんでももうしょうがないので、
次のパーティーをやる人にあのバンドを紹介してみようと思っています。
もちろん私も出席します^^。
それでちゃんとアンコールもするのです。
もう1曲、ってスペイン語で言えるようにしておこうと思います。
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