異文化ブラジルのほんの一面

紅いもタルトは通販で買えることが判明しました。
沖縄出張から私と同じ飛行機で東京へ戻ってきたブラジル人弁護士に、
「ほらこれ、ネットで買えるみたい。もう沖縄に行く必要がなくなっちゃいましたね」
と報告すると、
「女の子って本当、そういう情報に早いよね、甘いものとか特にね」
と、えらそうにおっしゃっていました。ぜったい自分のほうが甘いもの好きなのに。
(ついでに言うなら、しつこいですが、どんな女子よりもよくしゃべるくせに)

年明けから、この人が私の直属の上司になります。32歳、既婚。
前にお話した、前代未聞の遠距離上司です。

最近ようやくわかってきたことですが、
ブラジル人たちの要求は「とりあえず」「ダメもと」なことが多いです。
「今すぐ来て」
「明日までにやって」
「6日間、出張に行って」
「年末までは辞めないで」
それを断っても、べつにいいのです。それは無理です、といえば引き下がります。

何に似ているかというと、アジアの市場で買い物をするときの感覚。
最初の言い値で買う人は誰もいない、値切るのが当たり前、というあれです。

他社と契約書を交わすときもそう。
こんな条項を入れたら、相手は納得しないどころか怒るのでは?と心配すると、
いいのいいの、ダメならまた考えるから、とりあえず言ってみる、という調子。
日本人にはあまりない感覚だと思うのですが、どうでしょうか。

先日、沖縄の海で作業をしていたら、海中から自転車が出てきたそうです。
その話をブラジル人たちは鼻で笑って、
自転車が何?リオの海では車が出てきたんだよ、
しかもその車のトランクには銃で撃たれた人の死体が入ってたんだから!
というのです・・・><
まったく笑えない話です。

大学を出ても就職は大変で、親元を離れて生活できるほどの収入が得られない、
しかもブラジルの法律では、民間企業は理由なく従業員を解雇してよいので、
(一応、多少の罰金を払うことになっているそうですが)
いつクビになるかわからない上に、10年もいると少しだけ給料が上がって、
もっと安く雇える若者たちに取って代わられる。
つまり、仕事の質は全然重視されていない、という話。
だからみんな安定を求めて公務員や国営企業の従業員になりたがるそうです。

前述のブラジル人弁護士が国営企業の法務部の採用試験を受けたとき、
試験会場には2万人の弁護士が集まったそうです。
2万人の受験者、ではないです。2万人の弁護士、です。
ちなみに日本の弁護士は現在、全部で2万8000人くらい。
ブラジルの人口(1.9億人)が日本より多いことを考えても、
「コパカバーナのビーチだけで2万人の弁護士がいると思うよ」
というのはすごくないですか?

そんなわけで、なんだかいろいろ、日本とは違うのです。
バックグラウンドを知れば、日々、なんでこうも違うのか、ということについて、
少しは理解できるような気がして見聞を深めているのですが、
知れば知るほど、まだまだ知らないことがたくさん出てきそうな気配です^^;

読んでくださってありがとうございます。
また更新してね!と応援してくださる方はこちらをクリック♪

にほんブログ村 英語ブログ 英会話スクール・教室へ
にほんブログ村

ついでにこちらもお願いします。
人気ブログランキングへ
[PR]
by hadleywood | 2010-11-25 15:55 | 会社勤め | Comments(0)

海外暮らし10年、訪れた国30ヶ国以上、紆余曲折を経て、語学教室の経営と外資系企業の法務部勤務をこなす日々☆旅行、美味しいもの、日々のいろいろ、ラテン音楽・サルサなどなど☆


by hadleywood