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中国語とスペイン語ぺらぺらの魚屋さん

ここ数日ブログを更新できず、書きたいことが溜まってしまいました。
まずはこちら。
青森弁とポルトガル語のおばちゃんに続き、新しいバージョンです。



これに出てくる中国人たちを見て思い出したのですが、
海外にいると、まわりの人には日本語は通じない、何をしゃべっても大丈夫、という
根拠のない自信と奇妙な安心感をもってしまうことがあります。
日本語はすなわち秘密の言語。身内同士の暗号みたいなもの、というわけです。

でも、このCMのように、わからないと思ってしゃべっていると、
実はちゃんと通じていたりするので要注意です。
「このお兄さん、あともうちょっとすると、髪の毛やばいよね」
「うん、おでこ広いし」
みたいな会話を、ロンドンの地下鉄の中でしていた日本人の女の子たち。
「悪かったな、余計なお世話だよ!」
と、その白人男性に日本語で言われてにらまれた、という話を聞きました。
たまたま温厚な人でラッキーだったものの、危険すぎる逸話です。

私自身、パリの街角でバスを待っていたとき、関西風のおばちゃんに、
「このバス、どこどこに行く?」
と唐突に日本語で聞かれ、えっ?私に聞いてる?と戸惑っていると、
「あら、ちがった、この人、日本人じゃないのね、誰かいないかしら」
と目の前で言い放たれたことがあります。

あと、コペンハーゲンの自宅から近所のスーパーまで買出しに行く途中、
日本の団体ツアーのおばちゃんたちと信号待ちで一緒になり、
「この人、日本人かしら」
「そうかしら、いや、違うんじゃない?」
と真後ろでやかましくしゃべるので、
当時26歳くらいの私は、振り返って「日本人ですよ」と微笑む度胸もなく、
いたたまれなくなって走って逃げました(←なぜ?)。

今の私の職場は、見た目とその母国語のギャップのある人ばかりです。
日本人に見えるけど日本語の通じない人たちと、
外国人に見えるけど日本語しか通じない人たち。
世界のどこにいても、秘密の言語なんてない、と思ったほうがいいですね。

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by hadleywood | 2010-09-06 22:05 | 語学 | Comments(0)

海外暮らし10年、訪れた国30ヶ国以上、紆余曲折を経て、語学教室の経営と外資系企業の法務部勤務をこなす日々☆旅行、美味しいもの、日々のいろいろ、ラテン音楽・サルサなどなど☆


by hadleywood