映画「スラムドッグ・ミリオネア」と姪っ子ののちゃん
2010年 01月 31日
インドのスラム街で育った主人公ジャマールが、ひょんなことからテレビのクイズ番組「ミリオネア」に出場することになるのですが、まともな教育を受けていないはずの若者が、誰もクリアしたことのないレベルまで勝ち進んだことで、詐欺の疑いをかけられ、警察で事情聴取を受けるはめになります。答えを知っていた理由、これまでに歩んできた人生を、ジャマールは語り始める、そんなストーリーです。
印象に残るシーンはいくつもあって、考えさせられる点も多々あったのですが、
路上で歌って物乞いをしていた盲目の子供が、かつて一緒の場所で暮らしていた
ジャマールに再会したとき、「きみは運が良くて、ぼくはそうじゃなかった。それだけだ」というセリフが、なんというか、深いな、と思いました。
子供のころから物乞いをして、食べていくためには何でもして、社会全体からほんの少しも大事にされない、そんな壮絶な人生を想像するのは難しいのですが、でも、
確かに地球上の多くの地域で存在しているわけです。
自分は何か努力をして、あるいは才能があって、そういう人生を送らずにすんだのではなくて、ただ単に運が良かっただけなんだ、と。気づいたら、たまたま豊かな国で、周囲に恵まれて、大事に育てられていた、それだけなんだ、と改めて思います。
そしてこちら、たまたまインドのスラム街には生まれなかった姪っ子、のどか(通称「ののちゃん」)の最近の様子です。
ちょっと人間らしくなってきました。でもなんだか男の子っぽい?
読んでくださってありがとうございます。
ブログランキングに参加しています。
応援クリックよろしくお願いいたします。
にほんブログ村
こちらもお願いします。