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夏休みのハワイの話を書けないまま、11月に入ってしまいましたが^^;
毎月1日は映画の日、誰でもひとり1,100円ということで、
久しぶりに相方と映画を観にいきました。
ずっと気になっていた「アバウト・タイム~愛おしい時間について~」。



思ったとおり、というか思った以上にすごくよかった。
どうってことない毎日と、大切な人がもっと大切に思える物語です。
生まれてから今まで、自分はなんてまわりの人たちに恵まれてきたんだろう、
と、神様に感謝したくなる映画です。

「ラブ・アクチュアリー」や「ノッティングヒルの恋人」などを手がけた
リチャード・カーティス監督の最新作で、
これが最後の作品となるということでも話題になっています。
この日、六本木ヒルズのTOHOシネマは満席でした。

「ノッティングヒルの恋人」が上映された1999年(そんな昔か!)
ちょうどロンドンに住んでいたのですが、
映画を観てランチを食べて(確かあんまり美味しくない英国風?パスタでした)
その足でノッティングヒルまで行ったのを覚えています。
映画に出てくる通りや本屋さんがちゃんとあったので感動しました。

ロンドンから帰ってもう14年になりますが、
「アバウト・タイム」に登場するシーンのひとつひとつがなつかしくて、
友達が「イギリス在住経験者は必見」と言っていたのがわかります。

古くて天井の低い地下鉄の駅の通路、
それぞれ別の電車に乗るためにさよならをするところ、
長いエスカレーターの下で演奏しているミュージシャンたち、
せまい車内と黄色い手すり、などなど。

それから、夜はすっかり暗くなってしまう通りのオレンジ色の街灯、
すぐ雨が降るとわかっているのに、何かと屋外にいるのが好きな人々、
主人公の実家があるコーンウォールの海辺の家も素敵で、
イギリスの田舎の美しさを再確認しました。

映画の後、近くのビストロ風のお店で、
雨の中、イギリス人のようにテラス席で軽く食事をしました。
(もちろんあえて外を選んだのではなく、単に中がいっぱいだったから)
寒いし、雨が吹き込んでくるしで、映画の中のウェディングの続きか?
という感じでしたが、そのうちテラス席も満席に。
隣りのテーブルはデンマーク人(たぶん)のグループでした。

過去にタイムスリップできるとしたら、どこで何を変えたいか、という話で
私はロンドンから帰国せず、そのまま就職したらどうだったかな、と言い、
私と知り合う前、同じ時期にイギリスに住んでいた相方も、
イギリスの大学で博士課程に進んでもよかったなぁ、と言っていました。
そうしたらふたりとも今でもイギリスに住んでいて、
出会わなかったかもしれないし、どこかでやはり出会ったかもしれない。

そんな想像をするのも楽しいです。
家族や恋人や、仲良しの友達とぜひ観にいってください。

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by hadleywood | 2014-11-02 12:01 | 映画・アート | Comments(0)
以前の記事でイギリスのバッキンガム大学のご紹介をしたところ、
MBAコースについて質問をいただきました。
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バッキンガム大学のMBA(Master of Business Administration)コースは、
こちらに詳しく記載されています。

世界にはMBAを取得できるビジネススクールがたくさんあって、
その内容も質もピンきりです。
AACSB(Association to Advance Collegiate Schools of Business )
AMBA(Association of MBAs)
といった評価機関が、優良なビジネススクールを認証しています。

2007年の情報ですが、日本でAACSBに加盟しているビジネススクールは、
慶應義塾大学(KBS)と名古屋商科大学(NUCB)の2校のみだそうです。

バッキンガム大学のビジネススクールは上記機関には加盟していません。
認証の基準がわからないので何ともいえませんが、
たとえばMBAのコースが新しいとか、卒業生の数がまだ少ないとか、
大学側が加盟の申請をしていないとか、いろいろ理由は考えられます。

なので、そのような評価機関の情報に振り回されるよりは、
その大学のMBAを取得することが自分のキャリアにどう役立つか、
どういう分野を専門にしていきたいのか、という視点をもって、
ビジネススクールを選んだほうがよいと思うのです。
ミシュランの星を持っていなくても美味しいレストランというのはあるし、
要するに自分がどう評価するか、ということが大事です。

MBAなら何でもいい、というわけではないでしょうし、
有名な大学ならどこでもいい、というわけでもないでしょう。
せっかく貴重な時間とお金を費やすのだから、
その後のキャリアに直結しないともったいないですからね。

参考までに、バッキンガム大学のHPによると
学生の満足度は、2010年まで5年連続で第1位、
ガーディアン紙の大学ランキングによると
ビジネスの分野でバッキンガム大学は第2位に入っています。

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by hadleywood | 2011-02-27 01:07 | 留学情報 | Comments(0)

Love it or hate it?

「マーマイト」を買おうかどうしようか悩んでいます。
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成城石井とか麻布のナショナルスーパーとか、輸入食材屋さんに行けばたいてい置いてあるんですが、高いんです。800円以上します。ちょっと高級なジャムが買える値段です。

「マーマイト」はイギリス生まれの、何て言ったらいいんでしょうか、調味料?ジャムのようにパンに塗るものです。といっても甘くはなくて、むしろ塩っ辛い。しょうゆとかナンプラーとかの仲間に近いような、真っ黒なペースト状の物体です。

その独特の風味から、生みの親であるイギリス人でも好き嫌いが分かれるようで、メーカーのHPでも、LoveとHateで入り口を分けているほど^^。
街頭で「マーマイト」を塗ったパンを配って、喜んで食べる人と嫌がって逃げる人、
その様子がそのままテレビCMになっているのを見たことがあります。
そして、最後は必ず、"Love it or hate it?"で締めるんです。

私は、Love派です。ドイツに住んでいた幼少時代に、この味を知りました。
「からいからい」と勝手に命名して、パンやクラッカーにつけて食べていました。
でも「からいからい」はドイツには売ってなくて、父が出張でオランダに行くときに買って帰ってくるので、てっきりオランダのものだと思っていたら、実はイギリス製でした。

日本で売られるようになったのは比較的最近だと思います。
果たして売れているのでしょうか?このビジュアルで、「食べたことないけど買ってみようかな」と手に取る人がいるのでしょうか。

これと似たものに、オーストラリア生まれの「ベジマイト」があります。
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こちらは400円台で売っていることがあります。
味は「マーマイト」に似ているのですが、というか、明らかに親戚であることは間違いないのですが、色はもう少し茶色っぽくて、味も若干薄めです。
よく、オーストラリアに留学した人が、ホームステイ先で出されてチョコレートだと思って食べて「おえっ」ってなる、という話を聞きます。こちらのほうが日本では有名かもしれません。
ちなみに「マーマイト」はチョコには間違えません。真っ黒ですから。

前回は、値段の差に負けて「ベジマイト」を買いました。
でも「マーマイト」は濃厚なだけあって、なかなかなくならないんです。それを考えるとコストパフォーマンス的には同じようなものかと。

すみません、Hate派にとってはどうでもいい悩みですね。
知らない方は是非試してみてください。
あ、それでお口に合わなければ、そのまま私が引き取りますので。

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by hadleywood | 2010-01-07 23:45 | 美味しいもの | Comments(0)

イギリスWaitroseの紅茶

先日、目白のピーコックに行ったら、こんなのを見つけました。
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Waitroseは、イギリスでお馴染みのスーパーです。
日本でも、紀伊国屋や明治屋から、ピーコック、とうきゅう、西友、サミットなどなど、
値段も品揃えもさまざまですが、イギリスのスーパーにもいろいろあります。
Waitroseはどちらかというと高級なほう。
それでも、日本くんだりまで手を広げているとは知りませんでした。
大丸グループと提携でもしているのかしら?

「1カップにつき1袋のティーバッグをティーポットに入れ、熱湯を注ぎ3~4分待ち、
温めたティーカップでお召し上がりください」とのことですが、
1カップにつき1袋だなんて、とんでもない!
1袋で3カップはいけます!(←せこい^^;)
でもほんと、1袋が大きいんですよ。カップに入れたら濃すぎてしまうくらい。

イギリスでティーバッグの紅茶を買ったことのある方はご存知でしょうが、
日本の紅茶にあるような手に持つ紙片がついていなくて、
ただ、丸や四角のティーバックが、箱にそのまま入っているんです。
だからピーコックで買ったこの製品には、大きく日本語で「ティーポット用」と。

でも、1カップにつき1袋なら、ティーポット要らなくないですか?
ティーカップにそのまま入れたらいいじゃないですか。
手に持つ紙片がないから、すくいあげることができなくて、
それでどんどん紅茶が濃くなっていってしまうのだとしたら、
それって1カップ用ではない、ということだと思うんですが。

まぁ、そんなどうでもいい理屈は置いておいて^^;。

とにかく、このWaitroseの紅茶、80袋入っていて500円台というお値段。
1袋で3カップ入るとすると、240杯分の紅茶が入れられる計算になります。
これはとてもリーズナブル♪
しかもけっこう美味しいんです。
特にミルクティーにすると、あ、イギリスの味、って思います(^^)。

ブランドものの紅茶の華やかな見た目には負けますが、
普段使いにはすごくいいです。
がんばれ、Waitrose!

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by hadleywood | 2009-12-27 22:38 | 美味しいもの | Comments(0)

イエメンのムハンメッド

ニュースを見ていたら、イエメンの話をしていました。
日本人にはあまり馴染みのない、アラビア半島の南端にある国です。
つい先日、日本人のお医者さんが誘拐されて騒ぎになった、あの国です。
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(この写真はいただきもので、イエメンの砂漠かどうかは不明ですが)
イエメンってとても貧しい国なんですね。あまり石油も出ないとか。
学校に行けない子供も多く、識字率は全人口のわずか54%(2003年)です。
9歳にもならない女の子がお金のために結婚させられたりしています。
部族の伝統が強く残っていて、政府が統治しきれていないそうです。
それで、アルカイダのテロリストたちがたくさん暮らしているのです。

オバマ大統領が閉鎖しようとしているキューバのグアンタナモの収容所は、
9.11の直後から、拷問やら人権侵害やらで問題になっている場所ですが、
現在収容されている囚人たちのほぼ半数近くがイエメン人らしいです。
で、そこから釈放された人たちが、またアルカイダに復帰して、テロリストの仕事を
再開している、というのですから(しかもそういう人たちが堂々とテレビに出てくる)、
それはオバマさんとしてはものすごく悩むところでしょう。
アラブ人だというだけで不当に長期間収容されている人たちはすぐにでも出してあげないといけないけれど、正真正銘のテロリストたちは自由にしちゃいけないと思うんですよね。その区別が難しいから苦労しているのでしょうけど。

イエメン大使館のHPです。首都サナアの旧市街は世界遺産に登録されているだけあって、写真で見る限り、エキゾチックで美しい国です。

イエメンといえば、話は飛びますが(^^;ロンドンに住んでいたとき、イエメン出身の友達がいました。ムハンメッドという、イスラム圏ではこれ以上ないほどメジャーな名前の男の子でした。(「ムハンメッド」と「イブラヒム」と「ハッサン」が三大アラブ男子の名前だと、私は勝手に認識しています。)

当時、私は23歳、彼は確か19歳くらいだったと思います。
識字率54%の貧しい国から、ロンドン大学に留学に来るくらいですから、よほどの上流階級だったのでしょう。初めての一人暮らしが楽しくて仕方がないといった様子で、常に120%上機嫌、いつ見ても満面の笑顔でした。トントンと他人の肩を叩いて振り向かせておいてそっぽを向く、立っている人の後ろから「ひざカックン」をする、そんなしょうもないことを飽きもせずにくり返して、何がそんなに面白いんだろうというくらいに笑うので、こちらもつられて笑ってしまう、そんな感じの若者でした。

ムハンメッドはピザが好きで、特にピザ・ハットのバイキングが大好きで、毎日のように食べに行きたがりました。分厚い生地にチーズがたっぷり、ボリューム満点のアメリカンピザです。アメリカのものは好まないはずのアラブ人がそこまで絶賛するのがへんな感じでした。イスラム教徒なので「これに豚入ってる?」といちいち聞くのも、連れとしては若干めんどくさかったりします。

いずれにしても、それが2,3日も続くと、まわりが嫌がり始めます。もうピザはいいよ、となります。たぶん彼以外の学生たちは、ピザ・ハットのバイキングに毎日通えるなんて中学生くらいだ、と思っているのです。舌ももうちょっと肥えています。
実際、もっとちゃんとしたイタリアンレストランで、生地の薄い、出来立ての釜焼きピザを食べて、みんな美味しいと思ったのに、ムハンメッドだけは「ピザ・ハットのほうがいい」と断言。「じゃあおまえだけあっち行けよ」と、このときはみんなに寄ってたかって攻撃されていました。

もうひとつ、ムハンメッドの好きなものはゲームセンター。Leicester squareにあるゲーセンで、日本製のゲームに夢中になります。こちらも、1時間もすればみんな飽きてくるのですが、ムハンメッドは1日中でも遊んでいられるようです。もういいから、行くよ、と言われてしぶしぶゲーセンを後にするのですが、次の日、また同じところへ行こう、と提案してくるのです。

ムハンメッドって、子供みたいでめんどくさいんだよねー、つきあってると疲れるわ、なんて一番文句を言っていた20歳くらいの日本人の男の子が、ある日のこと、その子供っぽい彼に「銀行につきあって」と言われたそうです。銀行でお金を下ろしたい、イースターの休みに旅行に行くから、と。
いいよ、あ、じゃあおれも下ろそうかな、どこの銀行?とか言いながらついていくと、ムハンメッドは銀行の窓口に声をかけ、「こちらへどうぞ」と奥の応接室に通されて、アタッシュケースに入った現金を「はい、どうぞ」と渡されたそうです。

映画や刑事ドラマじゃあるまいし、アタッシュケースで現金受け取るって、何それ、おかしくない?銀行でお金下ろすって、あいつにとってはそういうものらしいよ、ATMじゃないんだよ、とその同行した日本人は後日、興奮気味に話していました。中身の金額まではわかりませんが、どっちみちそんな現金を持った人と一緒に歩くのはこっちが嫌ですけどね^^;。

ムハンメッドのことを10数年ぶりに思い出していたら、長くなってしまいました。
もう30歳ですから、奥さんの1人や2人、子供の10人や20人いるのでしょうか。
ああ見えても(笑)、一流の教育を受けた、国を背負って立つ人材です。
たくさんの問題を抱えたイエメンという国で、どんなふうに活躍しているのでしょう。
ムハンメッドの苗字を知らないので、もう探すすべもありません。

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by hadleywood | 2009-12-11 21:19 | イギリス | Comments(0)
(11月22日付、内容を少し訂正しました。)

さて、以前ご紹介した英国バッキンガム大学の詳しい案内を、早稲田ランゲージアカデミーのHPにアップしようと思っています。

そのために、今日はイギリス中の大学の公式HPを読みあさっていました。
みんなそれぞれに特色があって魅力的で、もう10年以上も前、当時インターネットではこんなに多くの情報を得られなかったので、紙ベースでプロスペクタス(大学のパンフレット)を集め、いろいろ検討したのを思い出します。入学の条件となる英語の試験IELTS(←って知ってますか?TOEFLじゃないんですよ)の点数を必死に上げようと頑張っていたころです。

バッキンガム大学はイギリスで唯一の「独立(independent)」系の大学です。国の干渉を受けないので、独自のカリキュラム構築が可能で、たとえば大学(undergraduate)を卒業するのに他大学では通常3年かかるところを2年で終わらせたり、入学の時期も10月、1月、7月のうちのどれかを選べる、徹底した少人数制をとっている、などユニークな特徴があります。

ところで、バッキンガム大学の公式HPでは、
「年間8,640ポンド(2009年現在)という学費は、他大学が年間3,225ポンド台であるのに対して高額に見えるが、実際に在学中の生活費を合わせると3年制の大学のほうが高くつく」
ということを熱心に表に示して説明しています。

が、実はこの数字、日本人には適用されません。
日本人の学生がバッキンガム大学に払う学費は、年間8,640ポンドではなく、13,500ポンドから14,100ポンド。

イギリスの大学及び大学院のほとんどが(一部例外もありますが)、「UK/EU Students」と「Overseas Students」を分けて学費を設定していて、多くの場合、その差はなんと!3倍から4倍近くあるのです。

どうやら、英国・EU出身者の学費は、すべての国立大学(つまりバッキンガム大学以外)で毎年一律に決められているようで、2009年度は年間3,225ポンドとなっています。

これに対し、たとえば、今年で創立800年!の歴史を誇るケンブリッジ大学では、英国・EU以外の地域の出身者が払う学費は、学部によって異なりますが(医学部は除きます)、年間9,747ポンドから12,768ポンド。
ロンドン大学のSOAS (School of Oriental and African Studies)では
12,000ポンド。同じくロンドン大学のUCL (University College of London)では12,280ポンドから16,080ポンド。
イギリス北部のヨーク大学でも、10,271ポンドから13,811ポンド。
いずれも英国・EU出身者の3,225ポンドとはびっくりするような開きがあります。

つまり、日本人にとっては、バッキンガム大学でも他大学でも年間あたりの学費はほとんど変わらないということです。当然そこに2年いるのか3年いるのかで大きな差が出ますし、それに生活費が加わるということです。

一方、イギリス人や他のEU諸国の学生たちにとっては、確かに年間の学費だけを見るとバッキンガム大学は高いのです。でも、それによって必然的に他大学よりも外国人学生の割合が多くなるかというと、必ずしもそうではないようで、英国・EU諸国出身の学生は現在51%を占めています。

私が在籍していたロンドン大学SOASのInternational Studies and Diplomacyという修士課程は、出身地によって学費に差をつけない特殊なコースで、英国・EU出身者にとっては高めの設定でした。2009年度は一律12,200ポンド(さすがに値上がりしていますね。10年経ってますものね。当時は8,500ポンドくらいだったと思います)。それでもイギリス人とヨーロッパ人が半数以上を占めていたし、「ここ、高いんだよねー」とか文句を言いつつ、それなりにまじめで優秀な学生が多かったように記憶しています。

要は、値段だけじゃないってことですね。あたりまえですが。
何を勉強したいのか、その後どんな仕事に就きたいのか、そのあたりのプランがはっきりしている学生がイギリスの大学には多い気がしました。

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by hadleywood | 2009-11-20 18:11 | 留学情報 | Comments(0)

ロンドン大学の寮生活

さて、私がロンドンで最後に住んだ家のお話です。
Hadleywoodの広い庭つき一軒家から、Totteridge and Whetstoneのセミデタッチド(二軒で一棟)へ移り、そして最後は大学の寮、Paul Robeston Houseに夏の数ヶ月間だけ滞在しました。

最寄り駅はロンドン中心部のKing’s Cross駅。大学のあるRussel Squareからも歩いて20分。もう、電車の乗り継ぎのことで駅員ともめたり、ナイトバスで1時間かけて帰宅したりする必要はありません。
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(写真は寮とは関係ありません。念のため)
何といっても、ロンドンの真ん中。Covent GardenやLeicester Square、Piccadilly Circusからだって頑張れば歩けるし、地下鉄やバスを使えばあっという間です。カーニバルで有名なNotting Hillや、ハロッズのある高級エリアKnightsbridgeあたりから、歩き疲れてタクシーを使ってもたいしたことはありません。というか、そもそもロンドン名物の黒いタクシー、あれはゾーン6なんか遠すぎて行ってくれないのです。

Paul Robeson Houseは、大学院生向けの寮です。
お隣りのDinwiddy Houseが学部生及び院生向けで510部屋の大所帯であるのに対し、こちらは259部屋。各フロアに4~7部屋くらいが、共有の玄関、キッチン、ダイニングルームを持つ構造になっていて、バスルームは個々の部屋についています。日本でいうワンルームマンションからキッチンだけを外して、広い共有スペースに持ってきたという具合です。ヨーロッパやアメリカの地方都市、アラブの豪邸などからやってきた学生たちには狭すぎて、ここは牢屋だ、気が狂いそうになる、という話をよく聞きましたが、日本人的には、え、そんなに?という感じ。そりゃまあ広くはないですけど、必要な設備はあるし、窓からは中庭の緑が見えて、ネットだって使い放題。私は何の文句もなく、快適に暮らしていましたが。

大学院生ばかりなので、学部生のいる寮に比べたら、毎日がパーティー!毎日何か事件が起きている!というわけではなく、比較的静かで平和な毎日でした。それでも、やれ冷蔵庫の中身がなくなった、誰かが食器を洗わないからカビが生えた、禁煙のはずなのにタバコの吸殻が捨ててある、故郷から一族郎党呼び寄せて大人数で住んでいる、などなど、日常的な問題には事欠きませんでした。

冒頭で紹介した映像にもありますが、寮の1階のホールには、みんなでテレビを観たりお茶を飲んだりできる広い部屋があって、よくパーティースペースとして使われていました。私も一度だけ、ここのパーティーに呼ばれて行ったことがあります。

確か、年が明けて1ヵ月後、チャイニーズニューイヤー(旧暦のお正月)の頃でした。みんなが集まってまだ数時間もしないうちに、寮の管理人が飛んできて「パーティーは終わり終わり!みんな帰って!」と言ってお開きにしてしまったことを、今でも鮮明に覚えています。そのときは理由もわからず、どうしたんだろうねぇ、うるさかったのかしら、とか口々に言いながら、親しい友人同士、誰かのフラットに場所を移して飲み直す、という奇妙な夜でした。あとからわかったことですが、そのパーティーでマリファナを吸っていた人たちがいて、建物の外まで煙とにおいが漏れていたそうです。それで管理人が怒ってパーティーを中止させたというわけです。

管理人が気づいたのに、中にいた私たちが気づかないというのもどうかと思いますが、当時のロンドンの街中では夜になると必ずどこかでそんなにおいがしていたので、みんな麻痺していたのかもしれません。その後、ロンドンのある地域では期間限定でマリファナを合法にするという試みがなされていましたが、結局どうなったのでしょうか。個人的には、たばこもお酒も薬物も、自分でコントロールできて他人に迷惑をかけない範囲のものは合法、どんなに理性のある人でもこれはだめだ、危険だという種類のものを違法にしておけばいいのではないかと思っています。マリファナの危険性については専門でないのでわかりませんが。

ところで、ロンドン大学の学生全員が寮に暮らしているわけではありません。家族向けの3LDKとか4LDKとかのフラットを借りて学生同士でシェアしている人たちもたくさんいますし、一般の家庭にホームステイしている人も、少数派ですがいることはいます。クラスメートの家に遊びに行って印象的だったフラットを厳選して2軒、ご紹介します。

1つはKentish Town(古着などのマーケットで有名なCamden Townの少し北)にある古いアパートに住んでいた友達。5階建ての最上階ですがエレベーターはなし。ベッドルームは3つあって、3人の学生と大家さんが住んでいます。あれ?と思いませんか。そう、大家さんの分のベッドルームがないのです。大家さんは190cmはあろうかという長身の老人で、昼間は一日中リビングでテレビを観ていて、夜はキッチンの奥の物置(1畳ほど)の小さなスペースに、長身を折りたたむようにして入ってそこで眠ります。これがまた非常に気難しい神経質なおじいさんで、しかもまったくしつけのできていない黒いシェパード(大型犬ですよ)と一緒なのです。おじいさんが起きているときはテレビが観れない、寝ているときはキッチンが使えない、トイレに行くたびにシェパードに吠えられる、という。それでも友達は1年間、このおじいさんを話のネタにしつつ、住み続けていました。

もう1つはShepherd's Bush(Notting Hillをさらに西に行ったところ)のテラスハウス(複数の家が連続している、日本語でいう「長屋」)の1階に住んでいた友達。こちらもベッドルームは3つ。最初は3人の学生が住んでいました。キッチンとリビングとバスルームは共用で、誰かがごちそうを作ったらみんなで食べる、みんなでテレビを観る、みんなで音楽を聴く。そんなどこにでもある共同生活を送っていたのですが、私が2度目に遊びに行ったとき、事態は急変していました。他の2人の学生が大学を卒業して出て行ったのです。空いた部屋に、まず40代のイギリス人女性(イスラムのスカーフをかぶっているが白人)と、アラブ系の男性(老けて見えるが20代)のカップルが入ってきました。この2人は正式には夫婦ではなく、アラブ人のほうがイギリスで働くために一緒に入国してきたという、いわくありげな人たちです。それから、次の部屋にはポルトガル人のOLさんが引っ越してきました。彼女自身は感じの良い人なのですが、そのトルコ人のボーイフレンドが一緒に住み着いてからは昼夜を問わず激しいケンカをして、とても眠れない、修士論文も書けない、と友達は嘆いていました。共用スペースだって、初めは3人で使っていたところが5人になってしまったのですからたまりません。

長くなりましたが、そんな感じで、留学生の家探しって大変だなと思うわけです。
必ずしも寮がベストだと言い切ることもできません。上述の2軒のフラットは、もちろん問題ありありですが、どちらもベッドルームの広さは寮の個室の倍以上でした。
(まぁ、だからこそ2人で住めるのですが・・・(^^;)

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by hadleywood | 2009-11-12 16:24 | イギリス | Comments(4)

引越し先もロンドン北部

ロンドン時代の記憶(^^)、第2弾です。
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こちら、2軒目の自宅。
Hadleywoodから車で10分ほど南下した、それでもロンドン中心部から見たら北端のゾーン4。地下鉄Northernlineの終点から1つ手前、Totteridge and Whetstoneという長い名前の駅が最寄り駅でした。
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Hadleywoodよりは便利、と言っていいんでしょうか。徒歩圏内にあるレストランもこちらのほうが多いです。週末にロンドンで夜遊びをしても、明け方近くにナイトバスで帰ってこられます。それでも緑がいっぱいの静かな住宅街です。

さてさて、早稲田ランゲージアカデミーのHPに、レベルチェック問題の第2弾を掲載しました。

空欄に入る語を、次のAからDの中から選びなさい。
Every sales representative ______ required to attend the meeting.
A) has
B) is
C) are
D) have

今回は簡単だったかな?
理由を説明しようとすると一瞬悩むんですけどね。
正解と解説は、HPを見てくださいね♪

語学って、日本語でも英語でも何語でもそうですが、理由なんてどうでもいいから、とにかくそういうものなんだって覚えてしまう、慣れてしまうことが、自然なコミュニケーションをするために大事なんだろうと思います。何度も口に出して言ってみる、他人が言っているのを聞き続ける、そうすると何が自然で何が不自然かが区別できるようになります。

他方、赤ちゃんが言葉を覚えるのとは違って、大人になってから勉強する場合、理由を知っていると応用がきく、という面もあるんじゃないかと思うのです。だから、私は「なんで?」と聞かれたとき、「なんでも」と答えるのではなくて、一応理由を言えるようにしたいと思っています。まぁ、私は先生ではないので、そんなふうに聞かれることはめったにないんですけどね。

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by hadleywood | 2009-11-11 23:43 | イギリス | Comments(2)

英国バッキンガム大学

今日は、英国バッキンガム大学のご紹介です。
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こちら、大学の構内。公園じゃないですよ。
私の通っていたロンドン大学ではありえない、あふれんばかりの緑です。

バッキンガム大学、と聞くとロンドンのバッキンガム宮殿のそばにあるの?
という誤解をしがちですが、ちがいます。
ロンドンから北西へ約100キロ、バッキンガムシャーという州にある、
豊かな自然に囲まれた大学です。

「The University of Buckingham has many reasons to celebrate in 2009. We came top of the National Student Survey in 2006, 2007, 2008 & 2009 and we appeared in the Sunday Times University Guide 2010 for the first time (ranked 48th out of 122 HE institutes). We also came top of the Times Higher Education employability league table.」(公式ホームページより抜粋)

バッキンガム大学は、National Student Survey(英国学生満足度調査)で、
2006年以来ずっと全英1位にランクされています。
また、サンデータイムズ紙の2010年度大学ランキングでは、
122大学のうち48位に掲載されました。
サッチャー元首相が創立者の一人で、実業界との結びつきが強いこともあり、
学生の就職率は、英国の大学の中でも常に最高レベルを維持しているそうです。

ケンブリッジやオクスフォードなどの何百年という歴史と伝統はありませんが、
英国では珍しい私立の(independent、つまり国からお金をもらわない代わりに
干渉もされない)大学で、少人数制をとり、独自のカリキュラムで、
近年とくに人気を博しているようです。

で、なぜいきなりバッキンガム大学の紹介を始めたのかというと。

早稲田ランゲージアカデミーの主任講師となる相方は、
この大学で国際関係修士をとっているのですが、
大学の関係者と今でも連絡を取り合っていて、
つい先日、定期的に日本を訪れている広報担当の方と食事をしてきたのです。

広報担当者によると、現在、バッキンガム大学に通っている学生のうち、
日本人は約20人ほど。今後もっと日本人に来てほしいということで、
日本各地の大学をまわっているようです。
過去にも、相方の紹介でバッキンガム大学に短期留学した学生さんがいますし、
本格的に英語教育という事業を始めた以上、今後、海外留学を考えている方には、
できる限りの情報提供をしていきたいと思っています。

バッキンガム大学は、私たちにとって、現時点でいちばん様子がわかる、
今すぐにでも留学手続きに入れる大学です。

私の身近にはイギリス留学経験者が多いのですが、
講師を引き受けてくれた人たちの多くは海外の高校、大学を出ています。
大学の公式ホームページの情報などとはまた違った角度から、
これから留学する人たちのお役に立てるのではないかと思うのです。
口コミ情報などはインターネットでいくらでも探せますが、
いざ、留学の申し込みをしようと思ったときに、
現地の事情に通じている人が身近にいれば心強いはずですから。
あ、もちろんそんなお手伝いは無料ですよ(^^)。

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by hadleywood | 2009-11-08 23:50 | 留学情報 | Comments(7)
先日のデンマークの自宅の写真が、思いのほか好評だったので、
今度はもっとさかのぼって、こちら。
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ロンドンで最初に住んでいた家です。(その後、2回引っ越しました。)
ゾーン6、というロンドン中心部からは最も離れた北の端、
Hadleywoodという町にあります。
地下鉄の終点、High Barnetからも、Cockfosterからも車で10分ほど。
通学には1時間に2、3本しか来ない(しかもしょっちゅうキャンセルになる)
国鉄British Railを使っていました。

当時、私は日本の大学を卒業したばかりで、英語は大の苦手でした。
特に厄介だったのが、公共の交通機関、とくに地下鉄!
日本のように降りたところで清算するというシステムがなく、
(もうだいぶ前の話です。今はあるのでしょうか)
うっかり切符なしに乗ってしまうと罰金10ポンドを請求されます。

たとえばHadleywoodの小さな駅(改札なし)が、
昼休みか何かで無人で、しかも券売機が壊れていて、
そこへ1時間に1本の電車がまさに来ようとしている、
そしたらふつうは乗りますよね?それがだめなのです。

Finsbury Parkという若干ガラの悪い駅に着いて地下鉄に乗り換えようとすると、
横柄な態度の駅員が「タダで乗ったんだから、罰金を払え」と言ってきます。
Hadleywoodの駅員が持ち場を離れていたことも、
機械が全部壊れていたことも、
私のせいじゃない!私は絶対に罰金なんか払わない!
ということを、ここで主張しなければなりません。
どうせ10ポンドはその駅員のポケットに入るのです。
その証拠に、じゃあ、5ポンドでいい、とか負けてくれることもあります。
それ、おかしいでしょう!どんな権限でディスカウントするんですか。

ものすごく腹が立つとか、ものすごく誰かが好きとか、
これを伝えなければ絶対に後悔するという気持ちが、
自分でも驚くほど脳を活性化させ、語学の上達につながるのではないか、と。
これは私の個人的見解ですが、似たような経験をされている方も多いのではないでしょうか。

ところで話は変わりますが。
この問題、解けますか?

空欄に入る語を、次のAからDの中から選びなさい。
 The regulation requires that everyone _______ a seat belt on the plane.
A) wears
B) will wear
C) is wearing
D) wear

ちょっとひっかけ問題なんです。
レベルチェック問題と称して、ホームページに掲載しました。トライしてみてください。

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by hadleywood | 2009-11-07 15:12 | イギリス | Comments(4)

海外暮らし10年、訪れた国30ヶ国、紆余曲折を経て、語学学校(WLA)の経営と外資系企業の法務部勤務をこなす日々☆旅行、美味しいもの、日々のいろいろ、ラテン音楽・サルサなどなど☆


by hadleywood