上品で感じの良いマダムでした。
上品で感じの良いマダムでした。
ちょっともったいなかったかな。
どちら様かわかりませんが、小さなミュージアムの壁に写真が飾られていました。
どこも建物の石の細工が美しいです。
迷路を歩いていたら中庭のような、少し開けたところに出ました。
それがいつのまにかほとんど言われなくなっているのです。「まだ40歳なのに」と言われて思いつくのは、亡くなった、痴呆になった、寝たきりになった、総入れ歯になった、老眼になった、髪の毛がなくなった等、ネガティブなことばかり。
40歳になると、たいていのことはできても珍しくないわけです。起業家も政治家もふつうにいるし、他人より早くて珍しいのは、総理大臣になった、くらいでしょうか。伝統的な日本企業だと他人より早く部長になった、本部長になった、というのはあるのかもしれないけど、最近はあまり年齢は関係なくなっている気がします。
逆に、「もう40歳なのに」のほうは増えていきます。現役のスポーツ選手である、いつも大盛りを食べる、徹夜しても平気、妊娠できた、まだギャルメイクをする、等。そのうち「もう何歳なのに、まだ〇〇」が増えていって、まだ働ける、まだ走れる、まだ歩ける、まだ生きてる、となるのでしょう。
考えたところで何の役にも立たない、あたりまえといえばあたりまえのことを、ランチの席で同僚たちに話したら思いのほか盛り上がりました。いつのまに「まだ何歳なのにもう」より「もう何歳なのにまだ」が多くなってきたのでしょう。人生なんだかあっという間のような気がしてきました。