最前列で、映画「渾身 KON-SHIN」
2013年 01月 28日
この映画のプロデューサーをやっていて、2人分の割引券をもらったので、
相方と一緒に観てきました、「渾身 KON-SHIN」。
「まさか、相撲で泣くなんて」という宣伝文句になっていますが、
相撲だけじゃないのです。
もともとは相方が相撲をやっているからと思って連れて行ったのですが、
相撲に興味のない人でも心を動かされると思います。
20年に1度という、人生にそう何回も経験できない伝統行事、遷宮相撲。
今の時代にそんなものがあること自体、隠岐ってすごい島だと思うのですが、
その大会に向けた島の人たちの、日に日に固い絆で結ばれていく様子と、
ささやかな日常の中の関わり合いが、とても日本的で印象に残ります。
昔の日本人的、といったほうが正確かもしれません。
女性たちの古風な感じも印象的です。
たとえば、今から30人のお客さんが来るから、料理の準備をしておいて、
と言われて準備できる女性が昔はたくさんいたのでしょうが、
今の日本にどれくらいいるのでしょう。
料理の専門家などを除き、一般的には絶滅危惧種ではないでしょうか。
それとも地方へ行くと違うのでしょうか。
家族や親戚で集まったりすると「女の子は手伝いなさい」と言われて
小さいころから料理や家のことができる女性が、田舎ほど多い、というのは
相方の持論ですが、どうなんでしょう。
ところでこの映画、私たちが行った回は意外にも満席で、
最前列の席しか空いていませんでした。
映画を最前列で観たのは初めてでしたが、これはおすすめしません。
首が痛くなるし、映像が歪んで見えます。
これでアクション系だったら気持ち悪くなっていたと思います。
やはり映画は前もってチケットを買って、席を予約しないとだめですね。
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