Salsa Sudadaが閉店する理由

六本木のサルサバーで最も老舗のSalsa Sudadaが、
残念なことに今月末をもって閉店してしまうそうです。
(関連情報はこちら
連休最初の夜に、女子6人で行ってきました。

Sudadaのロモ・サルタードというペルー料理が好きだったのですが、
それももう食べられなくなります。
食べ収め、ということで若干みんなの邪魔になりながら^^;
バーカウンターで食事をしました。テーブル席は予約で満席。

閉店までカウントダウンということで、最近のSudadaはものすごく混んでいます。
満員電車の中で無理やり体を動かし、かろうじてステップを踏んでいる感じ。
こんなに繁盛しているのになぜ閉店?と誰もが思ってしまうのですが、
閉店の理由は、法律。いわゆる風営法というやつです。

最近、この法律に基づいて警察の取締りが厳しくなっているそうで、
Sudadaもこれに対応しきれず、やむなく閉店するということです。
なんだか納得のいかない思いでいっぱいです。

以前の記事にも詳しく書きましたが、
今の日本では、真夜中を過ぎてダンスをすることは法律で禁じられています。
(バーやクラブでの話です、念のため。自宅で踊るのはもちろん自由です^^)
深夜営業をしたいなら飲食のみで、ダンスはだめ。
ダンスをするなら12時で閉店しなければならない。
そういうふうになっているのです。大昔(昭和23年)にできた法律です。

真夜中を過ぎて男女がダンスをすると風紀が乱れる、売春の温床になる、
と考えられていた(実際にそうだった?)時代の法律がまだ生きているのです。
昭和23年といえば、還暦を過ぎたうちの母だって生まれていません。
大正生まれの祖母がお嫁に行ってすぐのころ、と思えば、
朝までダンスをするのが一般的な娯楽でなかったことは理解できます。
だいたい戦後まもない頃で、みんな遊びに行くどころじゃなかったはずです。

平成24年の今、12時で閉店するわけにいかないバーやクラブは、
深夜営業の申請だけして、「ダンスをする場所」としての許可はとっていません。
人々がフロアを埋め尽くし、ぎゅうぎゅうに踊っている中、
壁には「ここで踊らないでください」という張り紙が貼ってあったりします。
お店としてはダンスを認めていないが、客が勝手に踊っている、ということです。
そうでもしないとクラブを経営することはできないのでしょう。
12時で追い出されるようなクラブなんて聞いたことがありません。

朝までお酒を飲むのは自由なのに、朝まで踊るのはなぜだめなのか?
今の日本で、バーやクラブで踊ることは悪いことである、という認識が
社会一般の常識といえるのか?
善良な市民は夜中に踊ったりはしない、とみんな考えているのか?
「週末、朝まで踊ってしまった」と罪悪感をもって小声で打ち明ける人がいるのか?

さらに、数あるクラブの中でも、サルサバーのように比較的年齢層の高い、
まじめにサルサを習ってまじめに上手くなろうとしている、
またはラテン音楽が好きで、ラテン文化に親しもうとしている、
そんな人たちの集まる、見るからに健全な遊び場の
一体どこが善良な風俗に反するというのか?

音楽がうるさいとか、酔っ払いが増えて困るとか、
そういう近隣の迷惑については、また別の法律で規制すればいいし、
売春とか窃盗とか麻薬売買とかの犯罪は、それ自体をもっと取り締まればいい。
ダンスを規制する必要なんてどこにもないのに、何をやっているのだろう?

警察の人たちはそれが仕事だから、彼らに罪はないのですが、
このことについてどう思っているのかなぁ?と思います。
おまわりさんはクラブに行って踊ったりはしないのでしょうか。

読んでくださってありがとうございます。
また更新してね!と応援してくださる方はこちらをクリック♪

にほんブログ村 英語ブログ 英会話スクール・教室へ
にほんブログ村

ついでにこちらもお願いします。
人気ブログランキングへ
[PR]
Commented by YUK at 2012-08-10 15:34 x
そういう理由だったのですね。大阪ではだいぶ前に取り締まりが厳しくなり、
踊れる店が次々潰されているという話を聞いていましたが、とうとう、東京にもその波が・・・。
時代錯誤の法律で、自由に踊っている人をしばる暇があったら、出会い系サイトが原因の犯罪とか
振り込み詐欺とか、もっと実害の出ている分野を取り締まってほしいですね。
Commented by hadleywood at 2012-08-13 12:17
YUKさん☆
コメントありがとうございます。
そうなんですよ!
ダンスをすることによって何か実害があるのか?
ということなんです。
もっと取り締まるべきことがたくさんあるんじゃないかと思いますね。
by hadleywood | 2012-07-16 22:06 | ラテン音楽・ダンス | Comments(2)

海外暮らし10年、訪れた国30ヶ国、紆余曲折を経て、語学学校(WLA)の経営と外資系企業の法務部勤務をこなす日々☆旅行、美味しいもの、日々のいろいろ、ラテン音楽・サルサなどなど☆


by hadleywood