95歳と11ヶ月

北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が亡くなったことで、
ここ数日のニュースは持ちきりですが、
同じ日にうちの祖母が他界しました。95歳と11ヶ月でした。

ちなみに喪主である父は、金正日と同い年。
日本人が長生きなのか、女性だからか、うちの家系なのか、
とにかく一世代違うんだなぁ、とへんなところで感心してしまいました。

金正日が天国へ入れるのかどうかは非常に議論のあるところだと思うので、
うちの祖母もきっと天国の入り口あたりで、なんだか騒がしいのね、と
だれか有名人でも来てるのかしら、と言ってるに違いない。
そんな話で盛り上がりながら、身内だけでお通夜と告別式を済ませました。

葬儀は身内だけで、美味しいものでも食べて、見送ってくださいというのが
祖母の希望だったので、ほとんど誰にもご連絡していません。
お香典やお花なども辞退させていただきました。
宗教色のない自由葬という形をとり、献花をして、喪主が短い挨拶をして、
あとは参列者が一言二言、棺の中の祖母に声をかけたりして、
堅苦しいことの一切ない「自由」な葬儀でした。

私が生まれる前に亡くなった祖父はプロテスタントの教会で葬儀をしたそうで、
それでも祖母は無宗教を貫いているところが、我が家らしいというか、
母も私も妹も姪っ子もカトリックだけど、父は無宗教、というのと共通していて、
あぁ、親子なんだなぁ、と思ったりしました^^。

いずれにせよ、火葬場ではいろいろな宗教が隣り合わせになります。
すぐ横ではお坊さんの「なんみょーほーれんげーきょー」が響き渡り、
その向こうでは神主さんが木の枝を左右に振って、何かの儀式をしています。
そういえば母方の祖父母のときは、ここで神父さまがお祈りをしてくれました。
本当に面白いくらい、日本の宗教はいろいろです。
で、たぶんそれでいいんだと思います。
誰も無理をしないでいい、つまり平和だということです。

金正日の死を悼んで、北朝鮮の国民は無理にでも号泣しなければならない、と
ニュースで報道されていましたが、
祖母の葬儀では、特に号泣している人は見当たりませんでした。
もちろん悲しくないわけじゃないんですが、
天寿を全うした、という気持ちがみんなの中に強かったのだと思います。
「あら、死んで美人になったんじゃない?」と
祖母の妹(90代)は笑っていました。

心残りといえば、相方を祖母に紹介できなかったことです。
結婚の報告はしたものの、一緒にお見舞いに行く機会がとうとうありませんでした。
九州出身の祖父の悪口ばかり言っていた祖母なので、
(ちなみに祖母は北海道出身です^^)
相方が福岡の人だと聞いたらどんな反応をするか楽しみだったのですが。

告別式の後、新宿の高層ビルの最上階にある中華レストランで食事をしました。
祖母が好きだったお店です。
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by hadleywood | 2011-12-21 23:27 | 日常 | Comments(0)

海外暮らし10年、訪れた国30ヶ国、紆余曲折を経て、語学学校(WLA)の経営と外資系企業の法務部勤務をこなす日々☆旅行、美味しいもの、日々のいろいろ、ラテン音楽・サルサなどなど☆


by hadleywood