東京を去らない外国人たち


週末、久しぶりに六本木のEl Cafe Latinoにサルサを踊りに行きました。
さすがにまだ空いていたけど、少しずつお客さんが戻ってきている様子。
真夜中を過ぎると外国人(ラティーノ)率が上がるのもいつものことで、
あら、外国人でまだ東京にいる人もいるのね、なんて思っていました。

欧米人は軒並み国外に避難している印象を受けますが、
(日本人だって避難している人はたくさんいますが)
六本木のラティーノたちは残っているようです。
残りたくて残っている人ばかりじゃないかもしれないけど、
とりあえず、地震の前と同じ音楽で、地震の前と同じステップで踊っています。

「国に帰らないの?」と聞くと、
「帰らないよ、どうして?今、大変なときでしょう」
大変なとき。
なんだかあまりに当然のように言うので、返す言葉がありませんでした。

べつに何か特別なことをするわけじゃなく、いつもどおり仕事をする。
余震があったり停電があったり、いろいろといつもどおりじゃないけど、
それでも仕事に行って、飲みに行って、踊りに行って、
いつもどおりに暮らしている、この社会の一員。
外国人だからどうとか、あんまり考えないんだろうな、と。
自分が外国人だったら真っ先に帰国するだろうと思うのですが。

「福島にね、ボランティアに行くから、そろそろ帰るわ」と
午前2時くらいに挨拶にきたのは、これまた外国人。
「おにぎり配るんだ」
えらいねぇ、がんばって!と送り出しながら、
今のこの放射能騒ぎで福島に行くなんて、私にはできないと思いました。

こうしなければいけない、という見本はないと思うのです。
誰もが自分の好きなようにしていいのだと基本的には思っています。
でも、自分の好きなようにした結果、
日本で仕事をがんばったり、ボランティアに行ったりする、
そんな外国人たちに会えたことが嬉しかったことも事実なのです。

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Commented by メキ at 2011-04-01 18:40 x
外国人は全員撤退してるのかと思ったけど、そんなこともないんだね。
心あるラティーノに感謝だね★
ロンドンも日々義援活動が行われているよ。
ロンドンと成田の距離1万キロ。地球の約4分の1周分。
英国人のほとんどが日本を訪れたことがないというほどの遠い国。
なのにロンドンの新聞には「がんばれ日本!」と日本語でデカデカと
表紙に掲載。
2004年、22万人の死者を出したスマトラ地震で、果たして日本は
「がんばれインドネシア!」と現地語で新聞に表紙を飾っただろうか。
こんなに異国のために義援活動に協力しただろうか。
異国の皆様が日本に示してくれる気持ちを考えさせられる日々
です・・・・。
Commented by hadleywood at 2011-04-04 22:36
メキさん♪
そうだね、ほんとに純粋に、温かいなぁって思うよね。
遠い異国のことについて、当事者意識があるというか。

でも、原発のことが騒がれ始めてからは、
世界的に風評被害が広がってるみたいで、
応援してくれるなら、日本のおもちゃや粉ミルクが危ないとか、
お寿司が危ないとかいわずに、ふつうに消費してほしいなぁ、と。
日本政府の情報発信の仕方にも問題あるんだろうけどね。
日本人でも不安になるんだから、外国人はもっと不安だろうとも思うけど。
by hadleywood | 2011-03-29 00:32 | 日常 | Comments(2)

海外暮らし10年、訪れた国30ヶ国、紆余曲折を経て、語学学校(WLA)の経営と外資系企業の法務部勤務をこなす日々☆旅行、美味しいもの、日々のいろいろ、ラテン音楽・サルサなどなど☆


by hadleywood