被曝と被爆の「ばく」違い

なんとなく、わかっているようでわかっていなかった、
「ひばく」という言葉。
今回の福島第1原発の報道でたびたび耳にする「ひばく」と
広島や長崎の原爆にあった人たちの「ひばく」は、意味が違います。

さっき初めて知ったのですが、「ばく」の漢字が違うんですね。
放射線にさらされるのか(被曝)、爆撃を受けるのか(被爆)、
という違いですね。なるほど~!

え、今頃そんなこと言ってるの?なんて笑わないでください^^;

作業員が「ひばく」していた可能性がある、というのと、
原爆の「ひばく」により死亡する、というのとでは、
どちらも放射線が絡んでいる話だけに、似たような印象を受けませんか。

戦後すぐの長崎で米軍の記録係(カメラマン)をしていた米国人が、
40年後に「ひばく」で病気になったという話をテレビで見ましたが、
その場合は「被爆」ではなく「被曝」ということですね。
やっぱりなんだか紛らわしいと思うのですが、私だけでしょうか。

私たちが普段の暮らしで、また医療において、
日常的にある程度は「被曝」していることを考えると、
作業員や周辺住民に「被曝のおそれ」とか「被曝を避ける」とかいう言い方は、
多少、語弊があるような気がします。
通常よりも大量の放射線を浴びる可能性、というより、
もっともっと深刻で、取り返しのつかないこと、という印象を受けます。

「ひばく」という言葉がこれほどまでにショッキングなのは、
やはり原爆のイメージと重なるからだと思うのです。

もちろん、福島の原発は心配です。
命がけで作業をしている人たちのことを考えると息苦しくなります。
不自由きわまりない避難所生活の上、屋内避難勧告が出て、
援助物資も満足に届けてもらえない人たちがいることを思うと、
これが本当に現実なのか、信じられない気持ちになります。

でも、「ひばく」という言葉に振り回されてはいけない、とも思うのです。
私のように被曝と被爆がごっちゃになっている人もきっといるし、
正確な情報だけを得て、ありのままの現状を知り、
落ち着いて行動することって意外と難しいのかもしれない、と思います。

東京から避難する人たちが、私のまわりでも徐々に増えてきました。

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by hadleywood | 2011-03-17 00:45 | 日常 | Comments(0)

海外暮らし10年、訪れた国30ヶ国、紆余曲折を経て、語学学校(WLA)の経営と外資系企業の法務部勤務をこなす日々☆旅行、美味しいもの、日々のいろいろ、ラテン音楽・サルサなどなど☆


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