プロに仕事を頼むのがむずかしい件

ずっと前から思っていたことですが、
何かわからないことや自分で解決できないものに出会ったとき、
それを専門にしている人に質問したり、作業をお願いしたりするのって、
実はとても厄介なんですよね。

なぜなら相手はそれを本職としているから。
つまり、いい加減な仕事はできないからです。

一見、それが一番近道なような気がするんです。
プロだから、パッと答えてくれる、ちゃちゃっとやってくれるんじゃないか、と
こっちが頭をひねって何時間かかってもできないようなことを、
いとも簡単に、手間ひまかけずにこなしてくれるんじゃないか、と。

もちろん、急なお願いだし、時間をかけずに適当にやってくれればいい。
ここはさっさとクリアして先に進みたいだけ。
そんなに高品質なものを期待してるわけじゃない、全然凝らなくていいから、
とにかく今すぐ答えが欲しい。

でも、頼まれたほうは、そんなにすぐに答えは出せないわけです。
本職の人の出す答えは、ドラえもんの秘密道具とは違うのです。
頼んだほうが思っているほど、問題は簡単じゃない場合も多いし、
頼まれたほうは、プロとしてのプライドもあるのでいい加減にはできない。
結果、予想外の時間がかかってしまい、双方に不満が残ったりします。

たとえばパソコンに詳しい人(←この言い方がすでに問題?^^;)に、
「なんか調子悪いんだけど、なんで?」とトラブルの解決を求めること。
たとえば英語の先生をしている人に、
「ちょっと教えてほしいんだけど」と無料レッスンを求めること。
気軽に頼んだつもりでも、相手は意外と真剣に準備してきちゃったりします。

そういえば友達の結婚式で、余興に使うCDを編集しないといけなくて、
それを旦那様に頼んでくれた友達がいたんですが、
放送関係のお仕事をしている人で、夜中までかかって作ってくれました。
「そんなにしてくれなくてよかったのに!」
と申し訳なく思ったけど、でもそれは気軽に頼んだほうの勝手な言い分で、
頼まれたほうはやっぱりプロとして、そんなにいい加減にはできないのです。

今、企業の法務部で仕事をしているのですが、
「法令上、これこれこういう契約は禁止されているのでしょうか?」とか、
「契約相手にこんな書面を出そうと思うのだけど、いいでしょうか?」とか、
YesかNoかを教えてくれればいいので大至急返事ください、というような、
そういうリクエストをよく見かけます。

私の場合、プロとしてのプライド、ってほどでは全然ないけれど、
聞かれたらそれなりに調べて答えを出したいので、
即座に!ってわけにはいかないのですが、
相手は仕事の質よりスピードを求めていたりする、そのへんのギャップが、
むずかしいところだなぁと思うのです。

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by hadleywood | 2010-07-26 23:11 | 日常 | Comments(0)

海外暮らし10年、訪れた国30ヶ国、紆余曲折を経て、語学学校(WLA)の経営と外資系企業の法務部勤務をこなす日々☆旅行、美味しいもの、日々のいろいろ、ラテン音楽・サルサなどなど☆


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