昭和生まれ(もちろん20世紀)のちびっ子たち
2010年 05月 09日
「もう、21世紀になって10年経つんだねぇ~」
という話になり。
「80年代、90年代ってきて、2000年代があって、今はもう2010年代なんだね」
「21世紀生まれがもう10歳なんだね」
という、まったく議論の余地のない当たり前のことを、確認し合っていたのですが。
「あと2、3年で21世紀生まれが中学生だもんね」
「平成生まれ、とか言って騒いでる時代じゃなくなるんだねぇ」
「昭和とかさー、20世紀を知らない世代が増えてくるって、なんか不思議」
サラリーマンは週休1日で、みんながむしゃらに働いて、
なんとなく、頑張っていれば報われる、みたいな空気のあった昭和時代。
平成になってもしばらくはそんな雰囲気が続いて。
明け方まで残業したり、週末も仕事に出てきたり、出張続きで帰宅できなかったり。
家族と過ごす時間はほとんどなくて、休暇もあんまり取れなくて、
そのうちだんだん、職場にいるほうが居心地が良くなってくる。
家族より、職場のみんなのほうが、自分のことをよくわかってくれるから。
ちょっとえらくなったら、さらに大事にしてもらえるから。
国家公務員の友達は、そういう「昭和の名残り」的な上司たちに囲まれて、
毎日遅くまで仕事をしています。
公務員じゃなくても、民間企業でもたぶん、どこにでもいる仕事(会社?)人間たち。
昭和生まれは、たとえ平成入社でも、昭和のにおいを引きずっています。
でも、平成生まれは、もしかしたら少し違うのかもしれない。
私は平成生まれと一緒に仕事をしたことがないので、あくまで憶測ですが、
将来の幸せを願ってひたむきに走る代わりに、今現在の幸せを重視する、
そんな傾向が見られるんじゃないか、と思っています。
どっちがいいとか、そういうんじゃなくて。
ただ、「働くために生きている」みたいな人生から、
「幸せに生きるために働く」人生になるのは、
社会が成熟した証拠で、必然的なことなんだろうと思います。
他の先進国もだいたい後者です。
そういうふうにしないと、少子化を止めるとか絶対無理だと思うんです。
こちら、昭和生まれのちびっ子たち。
(1979年って書いてありますね!)
おそろいの髪型とか、家の雰囲気とか、子供用プールとか、
やっぱりなんだか懐かしい感じがしますね^^。
読んでくださってありがとうございます。
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